かつて巨人・原監督の下でヘッドコーチを務めた伊原春樹氏がこう断言する。
「以前はドシッと構えていたけど、今年は動きすぎ。調子が悪い選手をすぐファームに落としたり、コーチも配置転換する。でもチームで原辰徳監督に諫言する人はいない。責任は彼にある」
巨人が首位に立ったのは8月末。今年も巨人か、と思われたが――。
「9月上旬の阪神戦で連敗して首位から陥落し、4年ぶりの10連敗を記録。振り返れば4位カープが間近に迫っている」(スポーツ紙記者)
連敗が続き、監督のコメントにもキレがない。
「貯金が無くなったことを問われ『どうぞどうぞ』『どうぞどうぞ』と意味不明な受け答えを連発し、『ダチョウ倶楽部か』と記者の失笑を買った」(同前)
大失速の理由の一つは、全権監督としてチームの編成権も握る原監督の“恐怖人事”。代表例が石井琢朗野手総合コーチの左遷だ。
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source : 週刊文春 2021年10月28日号