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香川照之「日本沈没」の次はまた土下座する

「週刊文春」編集部
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「主演の小栗旬さんが今年6月から、来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の撮影に入る予定だったため、こちらは春までに撮影は終わっています。TBSの大功労者と言われる香川さんですが、年下の座長を立てて、現場を盛り上げていました」(ドラマスタッフ)

主演の小栗

 TBS日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」で、関東沈没を唱える異端の地震学者・田所雄介を演じる香川照之(55)。ドラマは初回、第2回とも視聴率15%超と好スタートを切った。

 半沢直樹シリーズをはじめ、これで11度目の日曜劇場出演の香川。もはやTBSの“顔”だが、インタビューでは飽きられないための工夫を明かしていた。

「日曜劇場に毎年のように出させていただいて、いつも同じ髪型しているので、髪型変えたいというのでアイロンでくるくるに巻いているんですけど」

異端の学者(TBSより)

 とはいえその“顔芸”は健在で、声を震わせる独特な喋り方で異端学者らしさを演出。撮影の合間には、学者並みの知識を持つ昆虫の話を共演者に披露したかと思えば、

「コロナの蔓延で、地球自体がおかしくなっているんだよ!」

 と、田所博士のように熱弁を振るうこともあったという。

週刊誌記者役で出演する杏

 勝手知ったる日曜劇場の現場と対照的に、初々しさを見せているのが、10月にスタートしたTBSの朝の情報番組「THE TIME,」だ。金曜を担当する香川は、初心者マークのピンバッジをジャケットに付けて出演している。

 月~木を担当し、土日も別の生放送を持つ安住紳一郎アナ(48)に休みを与えるための起用でもあるが、安住とは「ぴったんこカン・カン」で何度も共演しており、チーフプロデューサーも「ぴったんこ」の担当で信頼していたことから、引き受けたという。

「勉強熱心で、番組で扱いそうなネタの記事を読み込んで準備しています。TBS側も香川さんに恥をかかせられないと、サポートの女性アナにエースの江藤愛(35)を付けている。他局に視聴率で水をあけられていた朝の時間帯ですが、最後の切り札の安住と香川の起用で、上層部は『10年は続ける!』と意気込んでいます」(TBS局員)

 次のドラマも日曜劇場かと思いきや、来年は他局の看板枠に出演するという。

「今『ドクターX』が放送されているテレビ朝日の木曜9時枠で、来年7月クールです。NETFLIXで配信されて日本でも大ヒットした韓国ドラマ『梨泰院(イテウォン)クラス』のリメイクが竹内涼真主演で放送されます。香川さんはこのドラマに重要な役で出演するのです」(テレビ朝日関係者)

 

「梨泰院クラス」は、交通事故で殺された父の復讐のために、主人公が巨大飲食チェーンを相手に戦うストーリー。仲間の裏切りやどんでん返しで息もつかせぬ展開は、「韓国版・半沢直樹」とも言われた。

 クライマックスは“ラスボス”である飲食チェーンのオーナーの土下座シーンであり、半沢と同じだ。

「このラスボス役を演じるのが香川さんなのです。『半沢直樹』では、ひざまずくまでにたっぷりと時間をかけて、土下座の屈辱感を表現していました。今度はどんな土下座を見せてくれるか……」(同前)

 日本沈没の次は、膝の沈没で魅せる。

 

source : 週刊文春 2021年10月28日号

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