「どんな魔法を使ったんだ? シーズン終了前に退任報道が出た監督は、辞めるのが相場なんだけど」
西武OBがそう驚いたように、「退任へ」と打たれた後に一転、来季続投が決まった西武の辻発彦監督。一体、何が起きていたのか。
就任1年目の2017年には3年連続Bクラスのチームを2位に導き、18年、19年とリーグ連覇。だが、今季は7月から5位に低迷し、42年ぶりの最下位まで見えてきている。
そして10月5日のロッテ戦に敗れ、優勝の可能性が消滅した翌日の6日。複数のスポーツ紙が「辞任する意向を固めた」「後任は松井稼頭央二軍監督が最有力」などと報じ、7日には読売新聞など一般紙も「今季で退任へ」と打ったのだ。
辻監督の「(退任は)覚悟している。プロの世界だから」という談話も載ったため、「退任を信じたある選手は『すぐに二軍に落とさず、チャンスを長く与えてくれる監督だったのに』と嘆いていました」(番記者)
ところが――。
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source : 週刊文春 2021年10月28日号