岡本健一(52)“リストラ”を救った キムタクイジメ事件

「週刊文春」編集部
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「退所するタレントとエージェント契約を結ぶなんて、ジャニーズ初の試みですよ」(芸能デスク)

 10月末日でジャニーズ事務所との専属契約を終了する元男闘呼組の岡本健一(52)。だが、今後の芸能人生も安泰のようで――。

10代から蜷川幸雄の舞台に出演

 年長者の“リストラ”が相次ぐジャニーズ。昨年末には少年隊の錦織一清(56)と植草克秀(55)が退所し、今年4月末には“不動のトップ”近藤真彦(57)が追われるように事務所を去った。

「所属タレントの年齢順でいえば、岡本は東山紀之(55)と元光GENJIの内海光司(53)に次ぐ3番手。目立った活動のない内海や別会社を立ち上げたTOKIOのメンバーは別として、今回岡本が事務所を出たことで、その“舎弟分”の木村拓哉(48)が事実上、序列のナンバー2に躍り出た格好です」(同前)

 

 ジャニーズを辞めたタレントはドラマや歌番組に出演する機会が制限され、フェイドアウトしていくのが芸能界のならわし。だが、岡本はエージェント契約を結ぶことで退所後の安定を勝ち取った。異例の特別扱いを後押ししたのは他ならぬ木村だったという。

「かねてから、木村は尊敬する先輩に岡本の名を挙げ、自身のラジオ番組のゲストに招いたり、トーク番組で過去のエピソードを披露したりと、岡本を持ち上げてきました。木村が岡本を“レジェンド”扱いすることで、男闘呼組の全盛期を知らない後輩たちも岡本に恭順の意を示すようになったのです」(同前)

 岡本がボーカルを務めた男闘呼組は、88年にデビューした4人組のロックバンド。同時期に絶大な人気を博した光GENJIの陰に隠れ、わずか5年で解散に至ったが、ジャニーズらしからぬ音楽性を追求した硬派なスタイルは今もファンの語り草になっている。

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source : 週刊文春 2021年11月4日号

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