稲葉篤紀 日本ハム監督“落選”の裏に妻の“パワハラ問題”への反発

スクープ記事

「週刊文春」編集部
エンタメ スポーツ

 10月26日、日本ハムの新監督に新庄剛志氏(49)が内定したと日刊スポーツが報じた。一方、これまで監督最有力候補だった稲葉篤紀氏(49)はGMに就任することが決まった。「稲葉監督」が消滅した背景に、稲葉氏の妻の“パワハラ”問題に関して、選手からの疑問の声があることが「週刊文春」の取材でわかった。

稲葉監督は既定路線と見られたが…… ©共同通信社

 小誌は2020年10月1日号で、稲葉氏のA夫人が、日本ハム時代の後輩にあたる宮西尚生投手、大野奨太捕手、吉川光夫投手の夫妻に対して“パワハラ”行為に及び、さらに稲葉氏同席の場で、宮西夫妻、大野夫妻に対し、3時間にわたる説教をしていたことを報じた。

 A夫人は当時、小誌の取材に「その件は全否定です」と答えたが、稲葉氏は「私自身に至らない点もあったと真摯に受け止め、反省しております」とコメントしている。

 さらに取材を進めたところ、A夫人が吉川投手の母校・広陵高校ともトラブルを起こしていたことが分かった。広陵高校に確認すると、学校関係者がこう証言した。

「昨年9月頃、稲葉さんの奥さんから学校に電話がかかってきました。野球部のコーチが応対したところ、『吉川くんの奥さんは金遣いが荒くて借金まみれ。他の男とも遊んでいる。吉川くんが心配なの。実家の電話番号を教えて』と言われたそうです。2度目の電話には野球部の中井哲之監督が応対し、『旦那さんに代わってください』と告げたところ、稲葉さんから折り返しがあり、『先ほどは妻が申し訳ございません』と謝罪されました」

 トラブルの当事者の一人である宮西投手は、稲葉監督案が浮上した頃、周囲に「稲葉さんが監督になるならやめる」と明かしていたという。

鉄壁の右中間コンビだった新庄と稲葉 ©共同通信社

 スポーツ紙記者が語る。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 0

  • 0

source : 週刊文春 2021年11月4日号

無料ニュースレター登録はこちら

今すぐ登録する≫

新規登録は「初月300円」から

今すぐ登録する≫