自民党の重鎮、細田博之氏(77)と立憲民主党前職の亀井亜紀子氏(56)が対決した島根1区。だが、もう一人の「亀井あきこ」の参戦で突如、注目選挙区に――。
亀井久興元衆院議員の長女で知名度のある亜紀子氏に対し、公示4日前に無所属で立候補した亀井彰子氏(64)は全く無名の主婦。だが、投票用紙に「かめいあきこ」と書かれ、どちらか判別がつかない場合、得票割合に応じて振り分けられる「案分票」となる。
「他候補が選挙カーで精力的に選挙区を回る中、彰子氏の姿は見当たらない。ポスターもほとんど貼られていなかった」(地元記者)
プロフィールによれば、彰子氏は岡山県井原市出身。同志社大を卒業後、岡山で中学校教師を3年間、島根で講師を6年間務めている。
彰子氏の夫を訪ねたところ、「選挙のことは寝耳に水でした」と困惑する。
「(妻とは)連絡が取れません。別居してるんですよ。私もニュースで知ったんです。子どもたちも『え~っ!?』という感じで」
――亜紀子氏と同じ名前だから出馬した?
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source : 週刊文春 2021年11月11日号