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小室圭さん「本当の実力」 不合格は「想定外」ではなかった

「週刊文春」編集部

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 NY州司法試験の結果は、まさかの「不合格」だった。だがこれまで小室さんの周囲が証言してきた「本当の実力」からすれば、この成り行きも必然だったのかもしれない。新婚早早、青写真に狂いが生じた2人の運命は――。

 

 一人の男性の“試験結果”に、日本中が騒然となった。

 10月28日。秋篠宮家の長女・眞子さん(30)との結婚を果たしたばかりの小室圭さん(30)のもとに、非情な通知が届いた。米ニューヨーク州司法試験の不合格の知らせだった。

 宮内庁担当記者が語る。

「現地時間の28日、受験者に試験結果が通知され、翌日には合格者一覧がサイトにアップされました。この中に小室さんの名前は無かったのですが、合格者数に対して名前が掲載されている人が6名少なかったことから『合格したが掲載されていないだけなのか、あるいは本当に不合格なのか』と、情報が錯綜しました」

 混乱に拍車をかけたのが、30日の未明頃から、小室さんの勤務先であるNYの法律事務所のホームページが、突如見られなくなったことだった。

小室さんの勤務先HPは日本からアクセスすると「エラー」に

「小室さんの肩書きが、いまの『ロークラーク(法務助手)』から『弁護士』に変わったかを確認するべく、日本からのアクセスが殺到していたため、事務所側が日本からのアクセスのみを遮断したものと見られます」(IT関係者)

 試しにアメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、韓国などのIPアドレスからアクセスしてみると、すべて閲覧可能だった。

 結局、30日夜にNHKが小室さんの不合格を報道。小室さんが元勤務先である奧野総合法律事務所の奧野善彦弁護士に「今回の試験の結果は不合格でした。大変申し訳ございません」と伝えたことを明らかにした。

「結婚当日である10月26日には、小室さんはNY州の弁護士会が主催する論文コンペで1位を獲得し、オンラインで表彰されたばかり。そのため、みんな『小室さんはきっと受かる』と考えていたのです」(前出・記者)

 一体何が起きていたのか。

ネックとなった“特殊な経歴”

 10月26日に婚姻届を提出し、会見に臨んだ眞子さんと小室さん。長い一日を終えた午後6時前、2人は渋谷区内のサービスアパートメントに帰宅した。今後NYを生活の拠点とすると見られる2人にとって、日本での僅かな時間を過ごす束の間の“愛の巣”だ。

2人が暮らす渋谷区内のサービスアパートメント(上・下)
 

「ここは神宮球場にも程近い、今季優勝したヤクルトが外国人選手を住まわせる“助っ人マンション”。ヤクルト時代に三度の本塁打王に輝いたバレンティン選手が、ハンバーガーを囓りながら神宮に通っていたことも」(球団関係者)

 一番狭い部屋でも月額約40万円からというこの施設。建物は5棟に分かれ、それぞれにエレベーターがあるため、別棟の住民とすれ違うことは少ないそうだ。

 室内にはテレビや洗濯乾燥機などの家具や、シャンプーや歯ブラシセット、タオルなどのアメニティが備え付けられている。キッチン周りには、フライパンや鍋、ミキサーやオーブンに加え、パン用の包丁やチーズおろし器まで用意されている。

「買い物など、日常生活のサポートは皇嗣職職員が行っている」(前出・記者)というが、このキッチンであれば、2人の“おうち時間”はさぞ充実したものになるだろう。

 幸せな生活をスタートさせたはずの2人にとって、司法試験不合格の知らせは想定外のものだったに違いない。

 今回の試験の合格率は63%。初めて受験した人に限れば78%だった。

「コロナ禍で試験内容が簡素化された昨年を除き、ここ10年間の合格率は例年60%台。決して狭き門ではありませんでした」(同前)

 だが、前兆はあった。

「本来、米国のロースクールの学生は、2年目の終わりの夏休みに法律事務所でインターンを行い、そこで就職先を決めるのが一般的です。しかし小室さんは、2年目が終わっても就職先が決まらず、秋になっても就活を続けていた。いまの勤務先である中堅事務所『ローウェンスタイン・サンドラー』にようやく就職が決まったのは、今年の春を過ぎたころのことでした」(NYの法曹関係者)

 だが、NY在住の弁護士は、こう首を傾げるのだ。

「率直に言って、小室さんのような特殊な経歴の人を採用する事務所はなかなか無いと思います」

 小室さんにとってネックとなった“特殊な経歴”とは、フォーダム大学での学歴のこと。LLM(法学修士)コースは一般的に、自国で法学を修めた人や弁護士資格を得た人が“箔付け”のために通うもの。米国で弁護士を目指すなら、JD(法務博士)コースに3年間通うのが常道だ。だが、小室さんはなぜかLLMに1年通った後、JDに編入するという不可解なルートを辿っている。

小室さんの勤務先が入るビル

西村長官を直撃すると……

「いくらLLMの成績が良くても、そもそもLLM出身者はよほど有力な事務所の出身でない限り採用されないケースが多い。その他の経歴も、目を惹く点はありません」(同前)

 自身の“弱点”を理解していたが故の焦りもあったのだろうか。小室さんの経歴書には、複数の虚偽が含まれていた。UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)に留学時の「電通アメリカ」でのインターン歴や、三菱東京UFJ銀行(当時)の行員時代、成績優秀者として二度にわたり表彰されたという経歴だ。

 インターン歴について小誌が電通グループに尋ねると、「そのような事実は確認できませんでした」と回答。銀行での表彰歴についても、同行関係者はこう証言した。

「新人が二度も表彰されていたら間違いなく覚えているはずですが、誰の記憶にも無いのです」

 だが、“弱点”は経歴だけではなかったようだ。別のUFJ関係者が言う。

「当時、小室さんは“問題児”扱いされていた。彼の担当案件では、上司がお客さまへお詫びしなければならないことも多く、上司は随分苦労したそうです」

 銀行を退職後、パラリーガルとして勤めた奧野総合法律事務所でも、決して評判は良くなかったという。

「彼のフォーダム大留学が決まったとき、奧野事務所のメンバーの一人は『やっといなくなる』と清々した様子を見せていました。決して仕事ができるタイプではなく、むしろ“お荷物”だった、と」(法曹関係者)

 垣間見える小室さんの「本当の実力」――。その仕事ぶりに周囲から疑問を持たれながらも、小室さんは米国で弁護士を目指した。10月26日の会見で、眞子さんは「海外に拠点を作って欲しいと私がお願いしました」と明かしたが、この「お願い」により、小室さんにとってNYでの就職は“至上命令”となっていたのだ。

10月26日の会見での眞子さんと小室さん

 小室さんが学業の合間を縫って取り組んだのが、論文コンペへの応募だった。その結果、NY州の弁護士会主催のコンペで昨年は2位に食い込むと、今年はスタートアップ企業がウェブサイトを開設するにあたっての注意点をまとめた論文で優勝を果たした。

 これは果たしてどんなレベルのコンペなのか。

「コンペを主催しているのはNY州弁護士会のビジネス法部門。所属しないと情報量に差がつく部門もありますが、ビジネス法部門に実務的な影響力はありません」(別の在NY弁護士)

 論文コンペ自体も、主要な大学の学生がこぞって応募するものではないという。

「いま、名門・コロンビア大学で学生に紹介されている論文コンペは、優勝賞金が約110万円。これは米国のロースクール生の論文コンペで最も高い水準ですが、小室さんの優勝賞金が約23万円だったことからも、規模の差は歴然です。他のコンペは『査読は(応募者が分からない)ブラインドで行う』などの厳格な但し書きがありますが、このコンペにはなく、手作り感が強い」(同前)

 実際、10月26日にオンラインで行われた論文コンペの表彰式も、主催者が自室から講評を行い、画面上に「おめでとう!」と文字が表示されるカジュアルなものだった。

 小室さんからすれば、少しでもアピールできる実績を増やしたかったのだろう。だが結局、肝心の就職活動は難航を極めた。経歴書を法律事務所に送った仲介者が、小室さんについて「眞子さまのボーイフレンド」と添え書きをするほど、なりふり構わぬ就活を行っていた小室さん。その末にもぎ取ったのが、いまの事務所の内定だったのだ。

 この就職内定こそが、難航していた結婚への扉を開く鍵となった。動いたのは、西村泰彦宮内庁長官である。

「西村氏は、眞子さんの結婚問題をどうにか着地させるべく、頭を悩ませてきました。当初、コロナ禍の影響で司法試験の合格発表が12月になるとされていましたが、複雑性PTSDと診断された眞子さんの精神的不調もあり、結婚を合格発表まで待つのは難しいと判断したのでしょう。それで、就職先が決まったことをもって『生活基盤が整った』とアピールし、結婚への流れを一気に醸成させたのです」(宮内庁関係者)

 眞子さんが一時金辞退の意向を示していたこともあり、元皇族の品位保持のためにも、生活基盤の安定は結婚への必須条件だった。西村氏の描いたシナリオは、あくまで司法試験の合格を大前提としたものだったが、同氏は周囲に、自信ありげにこう語っていたという。

「小室さんは成績優秀らしい。試験も合格するから大丈夫だろう」

 その見通しは甘くなかったのか。11月1日、小誌が西村氏を直撃すると、

「(試験結果は)全然聞いていないので」

 とだけ言い、車に乗り込んだ。

西村泰彦宮内庁長官

 実際、宮内庁は小室夫妻との連携不足を見せていた。

「結果発表の後、小室さんの合否が分からず騒ぎになっているとき、じつは宮内庁も合否を把握できていなかったのです。小室夫妻から報告もなく、さりとてこちらから聞けるような関係性でもないことが露呈しました」(前出・記者)

 楽観的な見通しのもと、「生活基盤が整った」と見なされた小室夫妻。だが、今回の不合格で、2人の青写真には大きな狂いが生じている。ローウェンスタインでは、21年度に入所した弁護士の初任給は推定で約2200万円とされるが、それが霧消したのだ。

「米国の法律事務所では司法試験に落ちても、ロークラークとして雇用が継続され、一、二度は再挑戦のチャンスを与えられることが多い。しかし、給与額は弁護士に比べて大幅に少なくなります」(前出・NY法曹関係者)

 米国の大手企業調査サイトによれば、NYでのロークラークの平均給与額は約790万円とされる。小室さんは来年2月の試験に再挑戦する意向だというが、この合格発表は4月ごろの見込み。最短でも約半年間にわたって大幅な収入減を余儀なくされるのだ。

「例年、2月の試験は合格率が40%台まで下がることが多い。法律事務所の仕事をしながらの受験勉強になり、7月の試験よりハードルは上がります」(同前)

 それだけではない。「小室家の家計簿」を検証すると、より逼迫した台所事情が見えてくる。

「小室さんは、フォーダム大入学にあたっての留学資金の一部を、奧野事務所から支援されています。留学1年目は最高ランクの奨学金を獲得し、授業料や寮費が全額免除されたため、生活費を奧野事務所が出した。2年目以降の奨学金の内容は明らかになっていませんが、奧野事務所からの支援は継続しているはず」(前出・記者)

 大手留学サイトによれば、住居費を除いたNYでの生活費は最低でも年に120万円。同額を奧野事務所から支援されているとすれば、3年間で計360万円に上る。

 奧野氏は小室さんの渡米前、小誌記者に彼への期待をこう語っていた。

「(小室さんは)事務所に戻って仕事をしたいと言っている。戻ってくれば、ますますいい仕事ができるんじゃないかと思いますので」

 奧野事務所に戻ることが前提の留学支援。だが結局、小室さんはNYで就職した。であれば、なおさら支援されたお金は返済する必要が生じるのではないか。

 加えて、小室さんはICU時代に「ICU奨学融資制度」の奨学金を受け取っていたとされる。利子付きの貸与型奨学金だ。小室さんが返済義務を負うのは、1年目の2学期以降の学費、計524万7000円分だと見られる。これと奧野事務所からの支援金を合計すると、小室さんは現状で約900万円の借金を背負っていることになるのだ。さらに、母・佳代さんの元婚約者との約400万円を巡る金銭トラブルについても「解決金を受け取っていただきたい」と会見で小室さんが語っており、そのための資金も必要だろう。

 そこで現実味を帯びてくるのが、眞子さんの就職だ。

「眞子さんは学芸員の資格を持ち、独身時代は東大総合研究博物館の特任研究員を務めた。NYでもそのスキルを生かすのではと言われています。いま浮上している就職先候補は3つ。そのうち、NYで眞子さんに最も縁のある博物館が『アメリカ自然史博物館』です」(前出・記者)

 同館は映画『ナイト ミュージアム』のモデルとしても知られ、世界有数の所蔵品を有する名門博物館。18年7月、眞子さんはブラジル訪問の帰路にNYに立ち寄ったが、このとき、空き時間に同館を訪ねている。

「滞在時間は3時間ほど。ご自身でじっくり展示をご覧になったあと、専門家からも話を聞いたそうです」(秋篠宮家関係者)

 だが、“第一候補”への就職のハードルは決して低くはないようだ。

「ここに勤める学芸員は、助手も含めて博士号を取得している人ばかり。一方、眞子さんは英レスター大学大学院で修士号を取り、ICU大学院で博士課程に進んだものの、結婚前の今年8月に中退してしまった。その意味で、就職のハードルが下がるのは、自然史博物館と並んでNYの二大ミュージアムと称される『メトロポリタン美術館』です」(前出・記者)

 150年の歴史を誇る同館。過去の求人情報を調べると、学芸員助手は修士号の保持者でも応募可能だ。

 就職先候補はまだある。眞子さんのNY行きに合わせたかのように、とある博物館がオープンしたのだ。

「今年5月に開設された『日本人歴史博物館』です。NYでの日本人や日系人の足跡を伝える博物館。現在はネット上での“デジタル博物館”ですが、将来的には実際の博物館設立を目指している」(地元記者)

レスター大大学院で博物館学を学ぶ眞子さん

退職の手続きは全て郵送

 博物館開設にあたり、昨年12月に評議会が設立された。じつはこのメンバーに、小室さんの“恩人”に連なる関係者がいるという。

「評議員の一人であるスーザン大沼氏です。昨夏、小室さんのインターン先となったのは日系人会会長の経験もあるゲイリー森脇弁護士の事務所でしたが、彼女は森脇氏の前後に会長を務めている。今後、日系人会が眞子さんに手を差し伸べる可能性もある」(同前)

 アメリカ美術館長協会のデータによれば、NY州のある中部大西洋岸の学芸員の平均年収は約1400万円、学芸員助手だと約720万円だという。眞子さんが働けば、家計を大いに助けることになるだろう。

 小室夫妻のNY生活に暗雲が垂れ込める中、日本に残るあの人にも、環境の変化があった。佳代さんだ。

小室佳代さん

 小室さんは10月26日の会見で、こう語っていた。

「(誹謗中傷が続いたことにより)私の母も心身に不調をきたし、仕事を辞めざるを得ない事態にまで追い込まれました」

 佳代さんの勤務先は都内の洋菓子店。女手一つで息子を育てるため、15年間にわたり勤めてきたが、そこを辞めたというのだ。

「佳代さんは7月から無断欠勤を続けていましたが、9月中旬になって、弁護士経由で『迷惑をかけるからもう辞める』と退職の意向を伝えたのです。その後もしばらく佳代さんが店側と連絡を取ることはなく、退職の意向は宙ぶらりんになっていましたが、最近、正式に退職したそうです」(小室家に近い人物)

 小誌が10月31日、洋菓子店の社長を直撃すると、

「もう辞めて(店には)居ないですよ。もう(佳代さんとは)関係ないです」

 確かに退職していた佳代さん。だが、その背景にあったのは、「心身の不調」という抽象的なものではなく、より具体的なトラブルだった。前出の小室家に近い人物が嘆息する。

「佳代さんは今年6月に『勤務中にアキレス腱を痛めた』として労災を申請。しかし目撃談もなく、仕事中の怪我かどうかも分からなかったため、社長は困惑していたそうです。その対立がきっかけで、7月から佳代さんはお店に行かなくなってしまったのが真相です。それを、『誹謗中傷による心身の不調』と言うとは……。退職の手続きも全て郵送で行い、店に挨拶に行くこともなかったそうです」

 一方、結婚の障壁となった金銭トラブルには、最後の光明が見えてきた。

「元婚約者のX氏は『腹を割って、1対1で話したい。綺麗にNYに帰ってほしい』と言っており、小室さんと近く面会をする用意があるようです」(X氏の知人)

 X氏は周囲にこう語っているという。

「実際に会えば彼の気持ちが分かるはず。杓子定規な言葉なのか、きちんと誠意を込めて話しているかが伝わってくるでしょう」

 令和皇室を揺るがした世紀の結婚劇。だが結婚は幕切れではなく、新章の開幕に過ぎなかった。

source : 週刊文春 2021年11月11日号

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