不動産検索サイト「カナリー」を運営するベンチャー企業「BluAge」。11月4日、来春入社予定の大学生など21名に出した内々定を取り消していたことを自社HPで発表した。
「内々定を取り消されたと見られる学生のツイートがネット上で拡散し、情報が広まった。BluAgeは謝罪文を出す事態に追い込まれました」(経済部記者)
47名いた内々定者の半数近い21名の内々定を取り消したBluAge。一体、どんな会社なのか。
創業したのは、30歳前後の佐々木拓輝CEO。東大卒業後、外資系金融のメリルリンチ証券、ボストンコンサルティンググループを経て、18年4月に同社を創業した。HPに紹介されている幹部14人中、6人が東大卒、1人が東大院中退とエリート揃いだ。
「佐々木氏はベンチャー界隈では、若手イケメンCEOとして有名です。カナリーの売り文句は透明性と利便性の高いプラットフォーム。既存の部屋探しサイトに比べ、募集終了物件や重複した情報など“おとり物件”を大きく削減していると謳っています」(同前)
民間信用調査会社によれば、昨年3月期に1億円だった売上高を、今年3月期には5億円に伸ばすなど業績を拡大していたBluAge。9月29日には、ベンチャーキャピタルなどから約12億円の資金調達を実施したことを発表している。
佐々木氏自身も同日、以下のようにツイートした。
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source : 週刊文春 2021年11月18日号