「最近連絡がとれなくて、先週の文春を読んで彼が亡くなっていたことを知りました……」
こう言葉を詰まらせたのは都内在住のAさん。先週号で小誌が自殺を報じた朝日新聞記者の竹岡正貴さん(33・仮名)が、死の4日前の10月2日夜、80分間にわたって電話で語り合った、親交の深い友人だ。
竹岡記者は11年目の若さで大阪本社経済部の統括キャップを務めていた。
「記者として、世の中を少しでも良くしたい、人の役に立ちたいって。記者の仕事の責任は重いと常々語っていました。取材相手に寄り添うことをいつも心がけている、とも」(Aさん)
竹岡記者とAさんは5年前に知り合った。
「映画鑑賞が共通の趣味で意気投合しました。面白い映画を見つけては、教えてくれました」(同前)
そんな竹岡記者が最後に遺していたのが、10月4日午後4時前後に相次いで書き込んだツイートだ。
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source : 週刊文春 2021年11月18日号