黒いスーツ姿で歯を食いしばる、リーダーの鬼龍院翔(37)。相対するゴールデンボンバーのメンバーたちが、次々に鬼龍院の頬をはたいていく。
鬼龍院が結婚するまで妻以外の女性と二股交際していたと報じた小誌記事を受け、9月19日に生放送された「謝罪動画」の一幕だ。
だがこのとき、鬼龍院の頬以上に、歌広場淳(36)の掌にもまた鈍い痛みが響いていた――。
4年連続の紅白歌合戦出場という輝かしい実績を誇るゴールデンボンバー、通称“金爆”。4人組の彼らが他と一線を画すのは、ヴィジュアル系エアーバンドと謳っているとおり、楽器を演奏しないことにある。
ボーカルの鬼龍院以外の3人は、楽曲に合わせてギターやドラムを演奏するふりをする“エアー演奏”。2004年の結成以来、楽器の代わりに体を張ったパフォーマンスでライブ会場を盛り上げてきた。
彼らが注目を浴びたのは12年。「女々しくて」が爆発的ヒットを記録したのだ。カラオケランキングでは51週連続1位という当時の新記録を樹立した。
金爆の“エアーベーシスト”であり、ライブでの振り付けを担当するのが、歌広場淳である。
初月300円でこの続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
-
電子版+雑誌プラン
29,500円一括払い・1年更新
2,458円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 音声・動画番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2021年11月18日号