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安倍「秘書のせい」3つの嘘〈本誌だけが書ける「桜捜査」全内幕〉

「週刊文春」編集部
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「桜を見る会」前夜祭を巡る問題が明るみに出たのは、およそ1年前のことだった。国会で「補填の事実はない」と“虚偽答弁”を重ねてきた安倍前首相。だが、黒川前検事長の辞任とともに事態は一変する。東京地検特捜部が「桜捜査」に乗り出すと、安倍氏は――。

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 安倍晋三前首相の地元、山口県下関市。今年10月に入り、男性支援者のもとに東京地検特捜部の捜査員から突然、連絡が入った。

「『桜を見る会』の前夜祭のことで話を聞きたい」

 男性は、「安倍晋三後援会」が主催した前夜祭に参加していた一人だ。数時間にわたって続けられた特捜部の聴取では、前夜祭の会費が「確かに5000円だったのか」について執拗に問い詰められたという。

 桜を見る会の“私物化”が指摘されたのは、昨年11月のこと。中でも問題視されたのが、ホテルニューオータニやANAインターコンチネンタルホテルで開かれてきた前夜祭だ。昨年の出席者は約800人に上ったが、会費はホテルの食事・飲み放題付きで「5000円」という破格の値段だった。

 ところが、オータニの宴会プランの最低価格は「1万1000円」。差額を安倍事務所が補填していれば、公職選挙法が禁じる寄附行為にも当たりかねない。政治資金収支報告書への記載もないため、政治資金規正法違反にも抵触する。

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source : 週刊文春 2020年12月10日号

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