週刊文春 電子版

コロナ変異の恐怖 東大准教授が警鐘「日本でも別の変異が」

「週刊文春」編集部
ニュース 社会 医療

 感染力は従来の1.7倍。イギリスで猛威をふるう新型コロナウイルスの変異株が世界中に広がっている。日本でも変異株の感染者が見つかり始めた。

 昨年9月にイギリスで最初に出現した変異株は、ロンドンを含むイングランド南東部で急速に拡大。ロンドンでは変異株によるコロナ感染者は、11月は全体の4分の1だったが、12月中旬には3分の2を占めるほどになった。

ロンドンの街中の様子

 ロンドンなどでは12月20日から3度目のロックダウン(都市封鎖)を始め、生活必需品以外の小売店やレストランなどを閉鎖。だが、昨年末から1日あたりの新規感染者数が5万人を超える日が続いている。

「これまで感染爆発に対する“切り札”として使われていたロックダウンも、変異株には全く通用しません。院内感染が止まらず、看護師不足も深刻で、医療崩壊は目前に迫っている。限界ギリギリの状況で、まさに“対コロナ戦争”の様相を呈しています」(英国在住ジャーナリストの木村正人氏)

英ジョンソン首相

 また、感染しにくいとされていた若年層でも変異株の感染が増えているという。

 日本国内で検出された英国型の変異株は20例(1月4日時点)だが、

「諸外国でも確認されています。日本にも変異株が入り込んでいるという想定はしておくべきと考えています。特に国内では高齢者施設や医療機関での感染があった場合には今まで以上に広がる可能性を危惧しています」(国際医療福祉大学の和田耕治教授)

有料会員になると、この記事の続きをお読みいただけます。

すべての記事が読み放題
月額プランは初月100円

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2021年1月14日号

文春リークス
閉じる