小池栄子を尼将軍にした5つの試練　巨乳グラビア、借金、社長の自殺…

「栄子ちゃんが僕の映画に出てくれた時は、休憩中に大泉さんと夫婦漫才をやって、スタッフを大笑いさせていました。緊張気味の大泉さんを、リラックスさせながら引っ張っていた。その2人が今また、夫婦役として活躍している。毎週日曜を心待ちにしています」

　こう語るのは、2020年に小池栄子（41）と大泉洋が共演した映画「グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜」の監督・成島出氏だ。

　大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、源頼朝（大泉）の妻・北条政子役で出演している小池。主人公・北条義時（小栗旬）の姉・政子は頼朝没後、“尼将軍”として君臨し、晩年まで幕府を支える大黒柱だった。撮影現場では大泉と仲睦まじい様子を見せているという。

「ドラマでは政子が頼朝を誘惑する形で結婚しました。小池さんは『あの時代にどうやって女性から誘うのかな？』と言って、大泉さんにお尻を振りながら歩く様子を見せて笑い合っています」（NHK関係者）

　女優として確固たる地位を築いた小池だが、その半生は波乱万丈で――。

　小池は1980年、東京・下北沢に生まれる。一家の知人が言う。

「祖父はゴールデン商事という会社を経営していた。下北沢駅前のパチンコ店に加え、長野の諏訪でプールを備えたレジャー施設も運営。父も取締役を務め、会社所有のマンションに住んでいました」

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source : 週刊文春 2022年3月10日号