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“慶応首席卒業”廣瀬陽子教授が小誌に語った反省の弁

特集 ウクライナ侵攻「罪と罰」

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

「小泉悠先生の記事は仲間内でも話題でした。先生さすが〜と思っていたのですが、私にも白羽の矢が立つとは! 本当に地味な人間で、小心者なのでツイッターもやらないのに……」

「半生を聞きたい」と取材を申し込んだところ、そうはにかみながら応じたのは、慶応義塾大学総合政策学部教授の廣瀬陽子氏(49)だ。

 廣瀬氏はウクライナ侵攻以後、小泉氏の21本を優に上回る47本の地上波番組に出演している(ニホンモニター調べ。2月24日〜3月13日)。

「ミヤネ屋」に出演(番組HPより)

「テレビに出ている間に携帯には知らない番号からの不在着信が20件入っていたこともあって……。今回の取材依頼はたまたまメールを見ていました」

 そう語る廣瀬氏。連日のようにロシア情勢を解説する研究者の原点は、どこにあるのか。

「とにかく読書が好きで、地元と学校の図書館にある子供向けの伝記と歴史書は、小学2年生頃までに読破しましたね。その延長で、歴史に興味を持ち始めました」

 中学に進学後、とある人物に強い関心を抱く。

「87年、ソ連のゴルバチョフがINF(中距離核戦力)全廃条約に署名するのを見て、世界が一気に変わっていく気がしました。ゴルバチョフはすごい人だと思い始めたんです」

 91年、慶応大学総合政策学部に入学すると、

「入学初日に『来日するゴルバチョフと語る会』のチラシを見つけました。でも参加するには論文を提出する必要があり、締め切りは翌日。それでも会いたい気持ちが勝って、1日で書き上げた。実際にゴルビーと握手もできて、とても感動したんです。でも8カ月後、ソ連崩壊と共に失脚してしまって。そのショックで、しばらくソ連から目を背けるようになりました」

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source : 週刊文春 2022年3月24日号

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