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なぜ深津絵里の髪はどんどん短くなったのか

カムカム保存版 出演者・スタッフ20人が実名告白「日々取材し最終回に備えよ」

「週刊文春」編集部
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 深津絵里(49)演じる大月るい。物語が展開するにつれ、ロング、ボブ、ショートとどんどん髪が短くなっていった。その理由とは?

 13年ぶりのドラマ出演になった深津。手紙で出演を口説いた制作統括の堀之内礼二郎氏が語る。

「るいさんを深津さんに演じて頂けてよかったと心から思います。野球、算盤、ダンス、アイロンがけ、裁縫、料理、回転焼き、岡山弁、京都弁、英語、そして最後には歌。深津さんはその全てに真摯に取り組んで下さり、こちらが求めるものを遥かに超えるレベルまで出来るように、身につけられた上でお芝居に臨まれていた。そこに一切の手抜きや妥協はありませんでした。衣装はもちろん、ハンカチや傘などの小物に至るまで、るいさんならどういうものを持っているのか、ということをちゃんと考えた上で選ばれていました」

18歳のるいから演じた(写真 NHK公式HPより)

 回転焼きの指導を担当した中西信治氏も言う。

「焼くたびに上手になられて、本番でのミスは一度もなかった。撮影が進むにつれ、回転焼き屋歴も長いなら軍手はしなくなるはずと、深津さん自ら『軍手ナシでやります』と提案された。もたもたしていたら手が熱くなる。素早くできるからこそ為せる業でしたね。全ての流れを習得されているので、本物の回転焼き屋さんになれるのでは(笑)」

 京ことば指導の八田麻住氏は「アドリブの京都弁すら完璧だった」と絶賛。

「もともとは岡山弁で、京都に移り、年を取るごとに京都弁が濃くなっていく様を丁寧に表現されていました。打ち合わせでも『語尾や言い回しはもう少し丁寧なほうがいいですか?』と綿密に確認して。印象的なのは、『あかにし』にテレビを買いに来たるいが、吉之丞に『これ、5000円負けてぇ』と値切る場面。あれは深津さんのアドリブなんです。本当に自然な京都弁を話されていました」

 さらに、現場ではこんな目撃談も。赤螺(あかにし)吉右衛門役の堀部圭亮(56)が明かす。

「撮影の合間、キャストは前室で会話をしたり、思い思いに過ごすのですが、深津さんはセットの端っこで一人集中していらっしゃることが多い。東京に帰る日に、ご挨拶をしようと思って深津さんを探していたら、商店街のセットのお店の戸を開けたところにある狭いスペースに、椅子を置いて台本を読んでいらっしゃったんです。姿が見えない時は、ああやって集中されていたのかと驚きました」

 何から何まで完璧にこなしてきた深津。そんな彼女の顔を唯一こわばらせたのが、「森岡酒店」店主・森岡新平役のおいでやす小田(43)だ。本人が振り返る。

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source : 週刊文春 2022年4月14日号

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