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吉野家「生娘シャブ漬け」常務 傲慢の履歴書

「週刊文春」編集部
ニュース 社会

「生娘をシャブ漬け戦略」

 4月16日、早稲田大学で開かれた社会人向けのマーケティング講座。講師の男は若い女性向けのマーケティング戦略について、笑みを浮かべてそう語った。

 牛丼チェーンの吉野家は、冒頭の発言をした常務取締役の伊東正明氏(49)を4月18日付で解任したと発表した。一発退場となった彼はどんな人物なのか。

吉野家は「到底許容できない」と解任

 1992年に1浪の末、慶大商学部に補欠合格。在学中はラグビーや麻雀に興じる一方、日本のマーケティングの第一人者である村田昭治教授の下で学んだ。

「卒業後P&Gに入社すると、洗濯洗剤のアリエールなどのマーケティングを担当。『一時はP&Gの4割近くのビジネスを担った。洗濯洗剤関連は僕が幹部になった2年で歴代2番目くらいに伸びた』と豪語していた」(経済ジャーナリスト)

 入社から4年間で800人の主婦にアリエールに関するヒアリングを行った伊東氏。訪問インタビューの際はわざとトイレを借り、家で使われている洗剤をチェックしていたという。

「玄関を開けるだけで自社製品が使われているか分かるようになったそうです。高校時代に落語研究会に所属していたこともあり、相手の反応を見ながら語り口を変えて、『話しながらずっと頭で計算しているんです』とも」(P&G関係者)

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source : 週刊文春 2022年4月28日号

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