昨年10月に火蓋が切られた、グラビアタレント・熊田曜子(39)の“不貞行為”を巡る夫A氏との裁判。その行方を左右する新たな反論が熊田側から飛び出した。

グラドル活動はまだまだ続く

 昨年5月、熊田はA氏から暴行を受けたと警察に通報。現行犯逮捕されたA氏は12月23日、暴行罪で東京地裁から罰金20万円の判決が言い渡された。

 一方のA氏も熊田と民放社員B氏を被告に、両者の不貞行為による慰謝料請求裁判を起こしている。

 A氏はこの裁判で、熊田が外出用バッグに入れていた大人のおもちゃ「ウーマナイザー」から、熊田の体液とともにB氏の精液が検出されたというDNA鑑定書を不貞の証拠として提出。A氏が熊田の体液だとする根拠については、家にあった熊田のDNAが付着した物品をウーマナイザーと共に検査機関に提出したところ、鑑定結果が一致したためと主張している。

 ところが熊田側は3月に出した準備書面で、次のような反論を述べている。

〈そのサンプルが被告曜子の使用したものであるかは不明であり、同人のDNAが付着しているかは明らかではない。すなわち、第三者が使用していた物である可能性もある〉

 つまり熊田のDNAが付着していた物品とウーマナイザー、そのどちらも“赤の他人”が使った物である可能性を示唆し、不貞の証拠にならないというのだ。

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source : 週刊文春 2022年5月5・12日号