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「引退じゃない」長瀬智也 母が語るジャニーズ退所後

「週刊文春」編集部
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「もちろん、(ドラマが)楽しみで、毎週欠かさず見ています。コロナ禍でしばらく会えてないけど、テレビで元気な姿を見れるから」

 小誌の取材にこう語るのは、TOKIOの長瀬智也(42)の母である。

 3月末にジャニーズ事務所を退所する長瀬の主演ドラマ「俺の家の話」(TBS系)が好調だ。

TBSホームページより

「初回の視聴率は11.5%(世帯平均)と2ケタ発進。第3話で8%台まで落ち込んだが、きめ細かな人物描写と物語の妙味が話題を呼び、2月19日に放送された第5話は9.7%と好転、2ケタ奪還は目前です」(放送担当記者)

 長瀬が演じるのは、能楽師で人間国宝の父(西田敏行)を持つプロレスラー。父の介護のために引退して実家に戻り、相続問題に直面して、家族や戸田恵梨香扮する謎の介護ヘルパーとともにドタバタ劇を繰り広げるホームドラマだ。脚本は長瀬と「タイガー&ドラゴン」(TBS系、2005年放送)などでタッグを組んだ宮藤官九郎が手がける。

 撮影現場で、長瀬は笑顔を絶やさないという。

「肉好きの長瀬らしく、都内にあるKINTANの高級焼肉弁当を出演者やスタッフ全員に差し入れ、役柄にちなんで『初心』という文字がデザインされた特注の赤いパーカーをスタッフに配っていた。座長として、みんなの兄貴分として周囲に気を配りながら、誰よりも楽しそうに役に没頭しています」(芸能プロ関係者)

 退所後は他の事務所に所属することはなく、裏方に転身すると発表した長瀬にとって、最後の連ドラ出演になる可能性もある。それだけに力の入れようはハンパではなかった。

「レスラーを演じるために毎日のようにステーキを食べて体重を半年間で13キロ増やし、厳しいトレーニングをこなして肉体改造を行った。ゲスト出演した蝶野正洋が『プロレスデビューも近いんじゃないか』と絶賛するほど見事な仕上がりでした」(スポーツ紙記者)

プロレスシーンも自分で演じる長瀬

 地元・横浜でスケボーに明け暮れる少年だった長瀬がジャニーズ入りしたのは13歳のとき。以来30年近く所属した事務所を退所するまで残り1カ月ほどとなったが、今後について具体的な発表がないことにファンは不安を募らせている。

「20年以上続いた冠番組『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、3月下旬に特番が組まれるのを最後に長瀬はTOKIOを卒業し、アイドルとしての活動に終止符を打つ。その後は、長年やりたがっていた音楽や映像制作の道に専念する意向だといいます。TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏の3人は株式会社TOKIOを設立し、グループは会社として存続しますが、長瀬が仕事でからむ可能性は限りなく低い」(前出・放送担当記者)

 長瀬は表舞台から姿を消し、今後テレビや映画で見られなくなってしまうのか。

 小誌記者が、長瀬の母の元を訪れると、彼女は冒頭のように話し、「4月以降のことはまだわからないし、仮定の話はできません」と前置きしつつ、こう語った。

「いまはドラマの撮影に全力で集中しているんじゃないでしょうか。引退するわけではないですし、私としては今後もテレビに出て欲しい(笑)。好きな音楽も、きっと続けると思います。ただ、いまはコロナも収束していませんし、今後のことはこれからしっかり考えていくと思います」

 ドラマでは一度は引退したものの、家族に内緒で覆面レスラーとして現役に復帰した長瀬。近い将来、俳優や歌手として活動を再開する彼の姿を投影したハマリ役なのかもしれない。

 

source : 週刊文春 2021年3月4日号

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