岸信介の孫、安倍晋太郎の息子――政治家一族のサラブレッド・安倍晋三は首相として歴代最長の3188日を走り抜けた。時折見せた素の表情や笑顔とともに、その足跡を振り返る。
1957年
3月10日、外務大臣公邸にて。60歳で首相就任直後の祖父・岸信介(右端)、父・安倍晋太郎(後列)、祖母・良子に抱かれた2歳の安倍晋三(左端)
1986年
9月生まれの晋三を祝って。翌月、32歳の晋三と24歳の昭恵の両家が会食、正式に結婚が決定。「互いに面食いじゃないのがよかった」(晋三)
1987年
兄・安倍寛信氏と合同披露宴。左から寛信夫妻、晋三夫妻、松崎昭雄夫妻(当時の森永製菓社長で、昭恵夫人の両親)、安倍晋太郎夫妻。下関にて
1988年
地元の下関市役所にて。自民党幹事長だった晋太郎(右)と秘書を務める晋三(中央)
1991年
5月に膵臓癌で急逝した晋太郎の志を継いで、93年の総選挙への決意を語る晋三
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source : 週刊文春 2022年7月21日号