週刊文春 電子版

統一教会“安倍は一線を越えた” 麻生、側近が懸念した「入信事件」

総力特集 安倍晋三「光と影」

「週刊文春」編集部
ニュース 政治

 それは、凶弾に斃れる1カ月ほど前のことだった。

 6月2日、神奈川県小田原市で開かれた「井上よしゆき君を激励する会」。7月10日に控えた参院選に、比例区から出馬する井上義行氏の決起大会だ。

「今回、参院議員選挙でご支援頂くことになった支援団体の皆様にお越し頂いています。まずは、FWP事務総長の魚谷俊輔様です」

 司会者が「支援者」として、いの一番に紹介した魚谷氏。「FWP」とは、統一教会(現世界平和統一家庭連合)の有力関連団体「世界平和連合」のことだ。

 そんな関連団体幹部の魚谷氏らの紹介の後、登壇した人物。安倍晋三元首相である。自らの秘書官だった井上氏との出会いなどに触れ、こう力を込めたのだった。

井上氏を激励する会に登壇(井上氏のYouTubeより)

「必ず皆さんのご期待に応えていきます。汗を流すことを厭わない男、井上義行をどうぞ皆様、よろしくお願い致します」

 安倍氏が深く肩入れする井上氏の選挙。次第にその異様さは、さざ波のように広がっていった。

初月100円でこの続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 音声・動画番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る

source : 週刊文春 2022年10月6日号

文春リークス
閉じる