「猪木さんは、被写体としても革命的な存在でした」
こう語るのは、写真家の原悦生氏(66)。約50年、死の直前まで、公私にわたりアントニオ猪木を撮影し続けたカメラマンである。
猪木さんがマット界を席巻する以前、日本のプロレスの必殺技は打撃が中心で、例えば空手チョップとか、16文キックが決め技となっていました。しかし、猪木さんの技は卍固めとかコブラツイストとかを静止しながらグーッとやる。カメラに向かって“見得”を切ってくれるんです。これほど、カメラマンにとってありがたいことはない。
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source : 週刊文春 2022年10月13日号