井ノ原は社長になるにあたり、裏方に専念した滝沢と違って、タレント活動も続けるプレイングマネージャーのスタイルを取る。V6は昨年解散したが、年長組のトニセンは来年1月から全国ツアーを行う予定だ。

「リハーサルは始まっていて、井ノ原君は坂本昌行君とアイデアを出し合いながら進めています。打ち合わせは深夜に及ぶこともあるようですが、井ノ原君は楽しそうにしています。社長業の重圧の中でもトニセンはホッとできる場所なんでしょう」（事務所関係者）

　テレビでも2015年から司会を務める『出没！アド街ック天国』（テレ東系）は継続。18年から主演する刑事ドラマ『特捜9』（テレ朝系）は毎年放送され、来年4月クールには新シリーズが放送されるという。

　タレントとしても大忙しのイノッチ。実は、彼がジャニーズアイランドよりも先に、経営陣に名前を連ねていた会社が存在するのだ。

　東京・大田区にあるL社。レーザーによる金属加工を行う従業員20名ほどの中小企業である。登記簿によると、09年5月の設立から半年後の10月、取締役に就任したのが「井ノ原快彦」、その人だ。

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