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滝沢秀明 女性社長と“水商売”の裏にドバイの大富豪

「週刊文春」編集部
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海外志向が強いタッキー
海外志向が強いタッキー

〈一般的なPETボトルよりCO2排出量が少なくなります〉

 アメリカ発でエコが謳い文句のミネラルウォーター「JUST WATER」。

 この“水商売”にあの“貴公子”の会社が関わっていたのである。

 
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 この水を販売しているのは俳優のウィル・スミスと彼の息子が創業した企業で、日本では2019年からセブンイレブンなどで取り扱い開始。昨年には購入者に日向坂46のブロマイドが当たるキャンペーンも行った。芸能関係者が明かす。

「日本の輸入販売元はフェニックスインター株式会社ですが、実はジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明が役員を務めているのです」

日本の輸入販売元

 登記を確認すると、設立は2018年8月。目的欄は17項目にわたり、貿易事業や飲食店経営に加え、〈タレント、スポーツ選手の紹介、マネジメント及びプロモート業務〉という芸能プロダクション業務も。

 役員は2人。代表取締役の荻野章子氏と共に取締役として名を連ねているのが滝沢だ。

 2人を知る人物が語る。

「きっかけは滝沢さんが17年8月に日UAE(アラブ首長国連邦)親善大使に就いたこと。10月には就任のレセプションでドバイを再訪。『滝沢歌舞伎』をシンガポールで上演するなど海外志向が強い滝沢さんは『UAEでも何か実現したい』と話していた。そこから人脈が広がり、その中に荻野氏がいたのです」

 荻野氏は、一体何者か。

「大阪出身の50代の女性で、海外人脈が豊か。これまでも貿易関連の会社をいくつか立ち上げています。UAEの在住経験があり、強いパイプを持っている」(荻野氏を知る人物)

 その一人がUAE最大の都市ドバイで財閥系建設会社を経営するアハメド・アル・ナブーダ氏だという。

「ドバイ国際空港の改修や人工島の建設なども手がけ、大富豪として知られています。ナブーダ氏は日本でもイスラム教の戒律に則ったハラル食のライセンスを飲食店に与えるビジネスを展開。また18年4月の『滝沢歌舞伎』東京公演に祝い花を出していた」(同前)

大富豪のナブーダ氏(アベマタイムズより)

 ナブーダ氏の日本の会社は港区虎ノ門の一軒家。実はフェニックスインター社の本社もここにあるのだ。

 滝沢の知人が語る。

「滝沢が取締役になったのは、タレント活動に見切りをつけ、次の生き方を模索している時期だった。後輩を育てるプロデューサーの道がある一方、実業家に転身したいとも考えていた。取締役就任とUAE人脈はその一端でしょう」

 ただ、滝沢が芸能界を引退したのは18年末日。つまり、取締役に就任した同年8月時点では、現役のタレントだったのだ。

 ジャニーズといえば、副業が厳しく禁じられていることで有名である。

「KAT–TUNのメンバーだった田中聖は『度重なるルール違反があった』として、13年にクビになりましたが、決定打は事務所に内緒で西麻布のバーを経営していたことだった。中居正広も『ジャニーズは副業、サイドビジネスはダメです』とテレビで明言しています」(スポーツ紙記者)

 ジャニーズ事務所に聞くと、「ご指摘の会社代表者のお話に賛同したことはあるものの、滝沢本人が副業として取締役として稼働した事実や報酬を受け取った事実はございません。現在、代表者に連絡・確認の上、早期に登記を変更いただくことになっております」。

 荻野氏に滝沢の取締役就任の経緯を尋ねたところ、

「知人でしたので、商品の説明をして賛同してもらいました」

 滝沢は経営には関与しておらず、報酬は支払っていないという。

 ジャニーズJr.のメンバーが闇スロット通いを報じられた際、本人にクビを言い渡すなど不祥事に厳しく対処してきた滝沢。後輩たちにどう説明するのだろう。

source : 週刊文春 2021年5月6日・13日号

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