6月5日から全国ツアーをスタートさせる予定の松田聖子(59)。コロナ禍で状況は予断を許さないが、これは聖子にとって“リベンジツアー”に他ならない。
デビュー40周年イヤーだった昨年。しかし、記念ツアーは中止。チケット代はもちろん、巨額の売り上げ機会が失われた。
「最近のコンサートは会場でのグッズ売り上げが大きい。原価率が低く、大きな利益が見込める。聖子のように義理堅いファン層を抱える歌手なら尚更で、それがなくなったのは痛手。しかも、ファンが聖子の誕生日などにメッセージを残すために訪れる聖地、表参道の公式ショップも閉店に追い込まれた」(音楽関係者)
さらに、昨年はディナーショーも東京・グランドプリンスホテル新高輪の一カ所でしか開けなかった。
「聖子のディナーショー料金は一人5万円超と、女性歌手最高クラス。会場のキャンセル料やチケットの払い戻し手続き料などを含めれば、コンサートと併せ実に14億円以上の減収という計算になる」(同前)
状況を打開すべく聖子が踏み切ったのが、新しいミュージックビデオの公開だ。
「1980年のシングル『青い珊瑚礁』のセルフカバー曲で、聖子自らがディレクション。水色のワンピースを着て自転車に乗るなど、往年のファンが大喜びする内容です」(スポーツ紙記者)
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source : 週刊文春 2021年5月6日・13日号