タイガースに「令和の新怪物」出現。阪神のドラフト1位ルーキー、佐藤輝明(22)の打棒が唸っている。ホームランは1位タイ、打点は2位(5月9日時点)と、2部門でトップ争いを繰り広げているのだ。

スポーツ紙記者が言う。
「新人の打点王は長嶋茂雄さん以来誕生していない。インコース高めの速球が課題といわれていたが十分に適応。今後、歴史に残る打者になる可能性もある」
187センチ、94キロの巨躯。父親の博信氏は1991年の講道館杯を制した柔道家だ。
だが7歳で野球を始めた佐藤の道程は「野球エリート」のそれではない。中学時代は軟式野球部。高校も強豪校ではない地元の兵庫・仁川学院に進学した。
同校の中尾和光部長(42・当時監督)が証言する。
「入部時は60キロくらいで細かったが、トレーニングでどんどん大きくなっていきました。打球を飛ばす能力は当時から凄く、プロ顔負けの140メートルの大飛球を打っていた」
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source : 週刊文春 2021年5月20日号