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年金170兆円運用 GPIF理事長を退任に追い込んだ“禁断動画”

「週刊文春」編集部
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 世界最大規模の年金ファンドで、「市場のクジラ」と呼ばれている独立行政法人が、昨年秋からトップの女性スキャンダルで揺れ、理事長や2人の理事が3月末で退任することになった。いったい、何が起こっていたのか。小誌は取材を重ね、ある動画を入手した――。

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 国民の厚生年金と国民年金の積立金約170兆円を管理・運用する世界最大級の年金ファンド「年金積立金管理運用独立行政法人」(GPIF)が揺れている。

 きっかけは、昨年10月、GPIF経営委員会が、高橋則広理事長(62)に「特定の女性職員と特別な関係にあることを疑われかねない行為があった」とし、6カ月減給の懲戒処分を下したことだった。

 GPIFは処分について、プレスリリースを出しただけで会見は開かなかったが、高橋氏は職員の前で40分間にわたって弁明を行った。

「涙目で『彼女からセクハラやストーカーの相談を受けていた』などと説明しました。相談を一年以上受けていたとのことですが、その間、トップとして何の対策も取っておらず、それ自体が問題。不自然な言い訳に違和感を持つ職員は多かった」(GPIF職員)

 だが、それだけでは終わらなかった。今回の件は、“謀略”だと囁かれ、高橋氏や二人の理事が20年3月に退任するという事態にまで発展したのである。

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source : 週刊文春 2020年2月20日号

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