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新型肺炎「5つの急所」

「週刊文春」編集部
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 マスクでは予防になりにくい。油断はならないが、過度に恐れるべきではない。――少しずつその正体が明らかになってきた「新型肺炎」。豪華客船の中で耐え忍ぶ人々の今は。国内初の感染者はなぜ退院できたのか。そして、真の予防法は。5つの急所に肉薄する。

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(1)ストレスはもう極限 ダイヤモンド・プリンセスの内実

「2月5日から客室内での『隔離生活』を求められましたが、日を追うごとに船内の環境は悪化しています。生活環境が悪くなれば、ウイルス感染のリスクは高まっていくと思います」

 こう語るのは千田忠氏。現在、横浜港に停泊中のダイヤモンド・プリンセス号の乗客の一人だ。千田氏も横浜に着くまでは夫婦で15泊16日の優雅なクルーズを楽しんでいたが――。

 1月20日に横浜港を出発したダイヤモンド・プリンセス号は途中、香港、ベトナムなどに寄港した。

「全長290メートル、カジノ、プール、観劇場などを備えた大型の豪華客船です。観劇場ではミュージカルやコンサートなど、様々な催しが行われる。乗員の大半は外国人で、日本人は約50人程度」(元乗員の佐藤佑輝氏)

 乗員・乗客合わせて3711名。船長はイタリア出身のジェナロ・アルマ氏だ。船内新聞『プリンセス・パター』によれば、幼少期から海に憧れ、休日はベスパでのツーリングやバーベキューを楽しむナイスガイだという。

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source : 週刊文春 2020年2月20日号

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