平均寿命調査で初の1位(男性)に輝いたのは滋賀だった。そのほかランキングを上げたのは愛知、岡山、鳥取など。現地を訪ね、その理由を尋ねてみると、食生活や運動以外にも大事な要素が浮かび上がってきた。寿命を伸ばした新長寿県の「生活スタイル」とは?
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昨年12月、厚労省が2015年の都道府県別平均寿命を公表した。
これは5年ごとの全国調査で、今回で11回目。全国平均は男性が80.77歳、女性が87.01歳。すべての都道府県で前回に比べ平均寿命が伸びているという結果が出た。
これまで男性長寿1位は5回連続で長野県だったが、今回はそれを滋賀県が抜き初の1位に。女性も12位から4位へと躍進した。一方、青森県(男性)は全国で4番目の伸び率を見せたものの、21世紀に入ってから男女共に最下位のままだ。
同じ日本人でも、なぜ地域によって寿命に差が出てくるのだろうか。長寿につながったと考えられる生活スタイルをレポートする。
「長寿躍進県」の秘密
都道府県別平均寿命 最新版
▼滋賀の五本柱
「他の府県と同様の取り組みを地道に進めてきただけです。今回の結果には正直、驚いています」
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source : 週刊文春 2018年2月1日号