「今回の大暴落は、みんなえらい目におうてたわ。5000万円突っ込んでた知り合いは大損しとったで」(大阪在住の投資家)
今月16日から17日にかけて起きた仮想通貨の大暴落。ネットには、〈総資産も半分以下になっちゃいました〉〈前日比で1000万円以上減りました〉といった投資家たちの阿鼻叫喚の声が溢れた。
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ここ数年、過熱する一方の「仮想通貨」だが、そもそもどういうものなのか。
「もともとは『当局にコントロールされない自由な決済手段を作ろう』という脱政府的なイデオロギーの元に開発され、そのイデオロギーを共有するコミュニティの中でのみ、通用する通貨でした。だからビットコイン(BTC)にしても、最初は値がつかず、“1万BTCで、やっとピザが2枚買えた”という時代があったほど」(経済誌記者)
だが今や1BTCは約120万円(23日現在)、1400種類以上ある仮想通貨の中で最高値となった。
「作ろうと思えば、誰でも仮想通貨を作れます。一般的なのは、ある技術を用いて新規事業を計画している団体や個人が、“ホワイトペーパー”と呼ばれる事業の構想や技術的な仕様などを記した計画書を開示して、『独自トークン』(=仮想通貨)を作る。その計画に将来性を感じた投資家が開発費として、その通貨を購入すれば、仮想通貨が流通したことになる。価格は純粋に需要と供給で決まっていきます」(同前)
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source : 週刊文春 2018年2月1日号