「今までも朝ドラのオーディションは何回も受けていると思いますが、『30代だし子持ちだし、ヒロインはないでしょ』と思ってました。だからほんとに私たち家族も『ひえーっ？』て感じで（笑）」

　10月スタートのNHK連続テレビ小説「まんぷく」のヒロインに選ばれたのは安藤サクラ（31）。エッセイストの母・安藤和津さん（69）が家族としての喜びと意気込みを語る。

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　インスタントラーメンを発明した日清食品創業者・安藤百福夫妻をモデルにした物語の主人公を演じるサクラは、12年3月に俳優・柄本佑（たすく／31）と結婚。昨年6月には愛娘を出産し、まさに育児真っ最中の「ママさんヒロイン」となる。

「子育て中のヒロインは過去に記録がないが、どうしてもサクラさんのズバ抜けた演技力が欲しかった。そのためには撮影開始を早めて1日あたりの負担を減らしたり、局内でお子さんを預かれる態勢を整えたり、何でもする、という決断でした」（NHK関係者）

　父は奥田瑛二、姉は映画監督で小誌にもコラム連載中の安藤桃子。夫の両親は柄本明と角替和枝、義弟は柄本時生――。お披露目会見でサクラは、家族の応援があったこと、特に義母の角替からは「大厄の年こそ大役をやるべき。これをやらないなら一生この仕事をやめてしまいな」とゲキを飛ばされたと語った。

　和津さんもいう。

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3. 安藤サクラ　朝ドラ決定に母・和津は「孫の面倒はジジババで」