いつまでも若々しいイメージのあった大杉漣さんが世を去った。「突然死」のほとんどは「血管事故」によるものだが、血管の異常はなかなか察知できないもの。発作時のベストな対処法は? 日常心掛けるべき予防法は何か――経験豊かな専門医たちに話を聞いた。
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誰もが予期せぬ訃報だった。
2月21日未明、俳優の大杉漣さんが、急性心不全のため、66歳の生涯を閉じた。
前日の20日は、朝8時から千葉県内で行われたドラマ「バイプレイヤーズ」(テレビ東京系)の撮影に参加。収録後、スタッフらと食事をしてホテルの部屋に戻ったものの、しばらくして共演者にグループLINEで体の異変を訴えた。
「大杉さんが腹痛を訴えたため、共演者の松重豊さんが付き添い、タクシーで病院へ向かったそうです。ところが容体は好転せず、午前4時前、大杉さんは駆けつけた家族や共演者、スタッフに見守られながら、息を引き取りました」(芸能デスク)
自らチームを結成するほどサッカー好きで、健康雑誌のインタビューでも「病んだ役でも実際に病んでいては演技できない。自分の年齢なりの健康を日頃から心がけている」と語っていた大杉さん。その訃報は、予期せぬ死別が誰にでも起こりうることを教えてくれている。
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source : 週刊文春 2018年3月8日号