週刊文春 電子版

〈専門家7人が教える〉子どもに飲ませていい薬、ダメな薬

鳥集 徹
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 我が子が熱を出したら、とりあえず薬局に走って薬を飲ませたい――それは当然の親心。だが、一旦冷静になることも必要だ。子どもの身体は大人とは違う。薬に対しても、より慎重になるべきだ。どんな薬なら飲ませていいのか。知識を蓄え、「いざ」に備えよう!(著者・鳥集徹)

◆◆◆

 ついに国内でも感染経路不明の感染者や死者が出て、新型コロナウイルスの感染拡大は新たな局面を迎えた。小さな子を持つ親にとっても気が気ではないだろう。

 ただ、子どもを襲う病気は新型コロナウイルスだけでない。まだ細菌やウイルスに対する抵抗力が十分についていない子どもは、風邪やインフルエンザによく感染する。また、冬には幼稚園や学校で嘔吐下痢症がしばしば流行する。

 さらに、アトピー性皮膚炎や喘息などアレルギー疾患に悩まされる子どもも非常に多い。これらに苛まれる子の姿を見るのは、親にとって本当に辛いことだ。

 そんなとき、頼りにするのが薬だろう。一刻も早く我が子を苦しみから解放してあげようと薬局に走ったり、「薬をもらうため」に医療機関に連れていったりする親も多いはずだ。

 だが、待ってほしい。「子どもは大人のミニチュアではない」とよく言われる。発育中の子どもは大人とは体格が違うだけでなく、薬の成分を代謝・排出する肝臓や腎臓の機能が未熟で、脳も薬の影響を受けやすく、副作用のリスクが高い。

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source : 週刊文春 2020年2月27日号

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