「健康という視聴者にとって最重要な情報を扱う番組が、損得勘定で捻じ曲げられているのは許せない」。告発者はそう声を震わせた。人気健康番組の舞台裏で何が起きていたのか。小誌が入手した極秘音源に生々しく記録されていたのは、“視聴者への裏切り”だった。

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　2016年10月中旬。都内某所の会議室では、ある番組の制作スタッフが議論を交わしていた。やがて、一人の男が議論を打ち切るように、こう捲し立てた。

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「そもそも、『R-1』がインフルエンザ対策に有効って、思いっきり書いちゃっているんだから、それを『ステマ』だとか、『企業から金もらっている』とか、ぐちゃぐちゃ言っている奴は別に（ネットに）書けばいいじゃん。実際、金もらっているんだから、しょうがないじゃん」

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　彼の名は安藤雅志（仮名）。放送作家であり、番組制作会社「Z社」の代表取締役を務める。

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3. 「明治R‐1」がTBS系番組でステマ疑惑！ 「2000万円は明治から」［音声データ公開］