「サッカー協会は当初、勝敗をひっくり返してウチの負けにしようとしていました。そりゃ不可解ですよ。結局、『PKやり直し』になりましたが、納得いきません。だって俺らの勝ちだもん」(奈良クラブスタッフ)
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6月6日に行われたサッカー天皇杯2回戦。アマチュア1部リーグの奈良クラブはPK戦の末、J1の名古屋グランパスに勝利した。
ところが、この番狂わせ5日後の11日、日本サッカー協会は急きょ会見を開き、「主審の競技規則適用ミス」を理由として、PK戦をやり直すという前代未聞の発表をしたのだ。
実は、この3日前の8日に異変は始まっていた。
その日の夜、会見でも説明に立った須原清貴専務理事ら協会幹部が奈良クラブを訪れていたのだ。
「スタッフや選手が集められたのは夜9時でした。協会の須原氏らは『名古屋の勝ちとします。これは決定事項です』などと一方的に言い、ラチが明かなかったそうです。選手からは不満の声が噴出し、終わったのは約2時間後の夜11時過ぎでした」(クラブ関係者)
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source : 週刊文春 2018年6月21日号