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認知症を防ぐ睡眠術 米最新研究で「睡眠不足はリスク増」判明

「週刊文春」編集部
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 徹夜をしたり夜更かしを続けると、脳に老廃物が溜まり、認知症のリスクが高まる――そんな研究結果が明らかになった。十分な睡眠は大事だが、専門家によれば、疲れたからといって、早く床に就きすぎるのも脳には良くないという。高齢者必読の「正しい睡眠術」。

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 厚労省「平成27年国民健康・栄養調査」によれば、睡眠時間が6時間を下回る国民は、実に全体の39.5%に及ぶという。テレビの深夜番組やスマホに夢中になって、つい夜更かしをしてしまう人は多いだろう。「溜まった仕事を一気に片付ける!」と意気込んで徹夜をしてしまい、翌日、眠気に襲われ、体がだるくなるケースも珍しくない。

 だが、“徹夜の怖さ”はそれだけではないという。

「睡眠不足が肥満や高血圧などのリスクを高めることはこれまで指摘されてきましたが、最新の研究で、徹夜を続けることが、認知症の発症リスクも引き上げることが分かりました」

 そう語るのは、東京医科歯科大学特任教授で、メモリークリニックお茶の水理事長の朝田隆氏だ。

「アルツハイマー型認知症と診断された人の脳には、老人斑と呼ばれるシミのようなものが多く見られるのが特徴です。この老人斑は、アミロイドβ(ベータ)とよばれるタンパク質が蓄積されることで形成される。今回発表された研究では、徹夜した翌朝は、アミロイドβの量が増えていることが明らかになりました」(同前)

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source : 週刊文春 2018年7月19日号

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