「6000人にも上る日本の2世信者が一斉に参加する大集会が9月17日、韓国・京畿道加平郡の清平にある本部の施設『清心平和ワールドセンター』で開催されます。実は今、韓鶴子総裁(80)は『青年学生たち』と呼ぶ日本の2世信者を“狙い撃ち”しようとしている。その象徴的なイベントとなるでしょう」
「週刊文春」の取材にこう明かすのは、統一教会(現・世界平和統一家庭連合)韓国本部の関係者だ。
統一教会が窮地に立たされている。
今月3日、岸田文雄首相が統一教会の解散命令を請求する方針を固めたと各社が一斉に報道。10月中旬にも請求に踏み切るのではないかと見られている。
昨年11月以降、政府は「質問権」を行使し、統一教会の調査を進めてきた。その動きに強く反発してきたのが、教団トップの韓氏だ。今年7月には、6月末に幹部ら1200人を前にこう発言していたことが日本のメディアで報じられた。
「今の日本の政治家たちは統一教会に大して何という仕打ちなの。家庭連合(統一教会)を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田を、ここ(韓国の本部)に呼びつけて、教育を受けさせなさい。分かってるわね!」
だが——。
冒頭の統一教会関係者が語る。
「強気の発言とは裏腹に、韓総裁は岸田政権の解散命令請求に相当な危機感を持っています。だからこそ、日本の“2世信者”を韓国に集めたのです」
今回、2世信者たちが参加しているのは「真の父母様主管 HJ天苑特別修練 Japan TOP GUN College(JTGC)」。韓国の統一教会本部で9月12日から20日までの日程で行われる合宿だ。そのクライマックスが、冒頭で触れた17日の“大集会”なのだという。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 電子版オリジナル