「災害級の暑さ」に覆われる日本列島。熱中症で命を落とす人も増えている。今、私たちは何をすればいいのか? 医学、栄養学、醸造学……各界のスペシャリストたちが説く「猛暑に負けない食生活」。さあ、しっかりと食べて、飲んで、この暑さに立ち向かおう!
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「この夏は、長期的視野に立った猛暑対策が必要です」
そう警鐘を鳴らすのは、帝京大学医学部附属病院・高度救命救急センターの三宅康史(やすふみ)センター長。
「これまでにない長期間、暑さが継続したとき、例年より熱中症の患者数がどれだけ増えるのか、予想すらつきません。
熱中症対策の基本は、こまめな水分補給と塩分補給。あるいは部屋の温度調節や不要な外出を控えることで、体温を正常に保つ。ただ、それはあくまで基本。毎日の食事を見直し、健康な体づくりを目指すことも重要です」(三宅氏)
熱中症とは、高温多湿の環境に身体が適応できないことで生じる、さまざまな症状の総称。水分、塩分の補給が重要なのはいうまでもないが、食事によって“夏バテ”しないスタミナを蓄えることもまた大事というわけだ。
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source : 週刊文春 2018年8月2日号