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日大田中理事長「悪あがき」の粛清人事 側近に背任疑惑浮上も

「週刊文春」編集部
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「日本大学アメフト部の悪質タックル問題についての第三者委員会の調査報告の公表を前に、田中英寿理事長による報復人事がすでに始まっています。日大の34ある体育会の運動部のなかで、最近になって二人の部長がクビになりました。田中理事長の辞任を求める日大教職員組合の要望書に賛同し、署名したことが原因だとみられています」(日大関係者)

◆ ◆ ◆

 7月上旬、ある運動部の部長を務める特任教授の携帯電話が鳴った。本部直属の保健体育審議会(以下、保体審)の事務局スタッフからで、部長職を解任するという通告だった。

 特任教授本人がその経緯を語る。

「私の方から理由は聞きませんでしたが、保体審のトップは大塚吉兵衛学長で、田中理事長も深く関わっています。(解任は)辞任要求に署名したからだと受け取りました。私は昨年3月で教授を退職しているのですが、その後も運動部の部長は続けていました。一説には署名したリストをみて電話をしているという話もありますが、詳しいことは分かりません」

 別の運動部で部長職にあった現役教授も同様の電話を受けたという。

「解任という文言はなかったのですが、明確な理由もなく、また私自身も辞める意思はなかったので、単なる交代ではないと感じています。今後、学生を守りたいという純粋な気持ちから署名した教員、特に若い教員の将来に影響が及ばないことを願っています」

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source : 週刊文春 2018年8月2日号

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