「彼女にゲイを名乗る人から殺害予告があったと聞いて、『大丈夫か?』とメールを送ったんです。そしたらすぐに『大丈夫です! 頑張ります』と返事がありました。これだけ騒ぎになっても動じていない様子でしたね」(杉田氏の知人)
「新潮45」への寄稿で〈(LGBTは)子供を作らない、つまり「生産性」がない〉と断じて大炎上した自民党の杉田水脈(みお)衆院議員(51)。国民を「生産性」で選別する杉田氏は、いったいどのような政治家人生を歩んできたのか――。
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杉田氏は兵庫県神戸市出身。住宅メーカー、西宮市役所勤務を経て、2012年に日本維新の会から出馬し、初当選。14年の衆院選では落選するも、昨年の衆院選で自民党の比例中国ブロックから出馬し、再選を果たした。
「杉田氏は落選中に慰安婦問題に積極的に取り組み、櫻井よしこ氏をはじめ安倍応援団の保守論客たちに気に入られた。安倍首相自身も、過激な発言で目立っていた杉田氏を『鉄砲玉として使える』と評価して、自民党から出馬させることになったのです。中国ブロックの比例名簿では、比例単独の最上位で記載されるという“特別待遇”。中国ブロックの重鎮は『安倍首相の独断でそんな横暴が許されていいのか』とカンカンでした」(自民党関係者)
今年6月から、首相のお膝元、山口県連に所属する。
「複数の県連に所属を打診しましたが、比例優遇の件でのしこりに加え、言動がキワモノ扱いされ、どこも受け入れようとしなかった。最終的には安倍首相の実弟で、山口県連会長を務める岸信夫氏が地元を説得したそうです」(同前)
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source : 週刊文春 2018年8月9日号