▶︎あだ名は台詞泥棒 書き直し連発、脚本家に聞くと…
▶︎「台本と違う」「家康凄すぎ」3つの改悪シーン検証
▶︎「俺が主役」実力者岡田准一出演に難色、見せ場を強奪
▶︎禁煙控室でアイコス、イス蹴り「あいつを外せ!」
▶︎有村架純が好きすぎて “300万円静岡ツアー” 強要
今年2月、東京都渋谷区のNHK放送センター。前室(控室)には、番組スタッフやマネージャー、出演者らが待機していた。
「殿、おはようございます」
颯爽と現れたのは、周りから“殿”と呼ばれる男だ。彼は早速、いつものルーティーンを始めた。机の下にあった椅子を蹴って引き寄せ、足を組んだ状態で座る。本来は禁煙にもかかわらず、加熱式タバコのアイコスを片手に共演者らと談笑。前室から喫煙コーナーまではおよそ30歩だが、そこまで足を運ぼうとはしない。
ほどなくして前室にいた一行は撮影のため、106スタジオへ向かう。広さ200坪のスタジオには、80人ほどのスタッフが集まっていた。大所帯ゆえ、中には経験が乏しい若手も少なくない。撮影が進むにつれ、“殿”は鋭い眼光で近くのスタッフを睨みつける。その直後、男が放った一言に、現場は凍り付くのだった。
◇
故ジャニー喜多川元社長の性加害問題で、事実上の解体に向かうジャニーズ事務所。その看板グループのメンバーである“マツジュン”が大河ドラマの主役を演じることが明らかになったのは、今から3年近く前、2021年1月19日のことだった。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2023年10月19日号