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日経新聞が報じない、子会社「フィナンシャル・タイムズ」トップ3.6億円高額報酬争議

「週刊文春」編集部
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「彼の給与は元々高すぎる!」「侮辱的だ!」

 8月15日午後2時半、ロンドン・サザークにある英フィナンシャル・タイムズ(以下FT)本社6階のカンファレンスルーム。ここで100名超の記者たちが同社幹部の高額報酬問題を糾弾していた。その相手は、同社のジョン・リディングCEO(53)だ。

◆ ◆ ◆

 2015年11月末の買収によって、日経新聞の子会社となったFT。7月末、リディングCEOの17年の報酬が260万英ポンド(約3億6600万円)であることが明らかになったのだ。

 在英特派員が語る。

「報酬は前年比25%増の大幅アップでした。FTは主な理由をデジタル購読数の前年比10%の伸びとしていますが、人件費の増加などで、同社の利益は3割減となっています。そのなかでリディング氏の報酬は利益の半分以上の額となっているため、現地では驚きとともに報じられました」

 冒頭の様子は、FT記者の約6割が加入する労働組合が開いた反対集会の一場面だ。組合員の一人が語る。

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source : 週刊文春 2018年8月30日号

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