3200坪の土地に佇む白亜の教会。福井県内にあるこの結婚式場の売りは、長さ20メートルのヴァージンロード。これまで数々の夫婦が永遠の愛を誓い、歩んできたという。
12月17日、気温は4度。みぞれの降る「お足元の悪い中」、一組の夫婦が新たな門出を迎えていた。
プロ入り1年目から4年連続で開幕投手を託され、2014年から5年連続で最多奪三振を獲得。侍ジャパンに選出されたこともある則本昂大(たかひろ、33)は、楽天のエースの名をほしいままにしてきた。入団12年目になる来季は、メジャー移籍を目指す松井裕樹の後任としてクローザーに転向することを明かしている。
そんな日本球界を代表する右腕には、かつて内助の功があった。13年のクリスマスイブ、則本は結婚を発表。父親を通じ地元役場に婚姻届を提出した。
「お相手は八幡商野球部で1学年下のマネージャーだった倉持明日香似のスレンダー美女。当時から『かわいい子が入ってきたなあ』と気になっていたそう。野球部OBの忘年会で再会したことがきっかけで則本から告白し、1年半でゴールインした」(スポーツ紙記者)
妻が作るブリの照り焼きが好物で出世魚を頬張り、活躍を誓った。
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source : 週刊文春 2023年12月28日号