「林先生のパワハラのせいで家から一歩も出られなくなってしまい、病院で受診したところ、環境的要因によるうつ状態という診断が下りました。いまだ深刻な後遺症に悩まされています」
東京医科大学の林由起子新学長(56)に対する苦しい胸の内を語るのは、かつて林氏が主任教授を務めていた神経生理学講座の元学生・A子さんである。
今年9月、林氏は“出直し選挙”で学長に選出。7月以降に発覚した不祥事のイメージ払拭を期待されている。
「文科省・佐野太元局長の裏口入学問題に関連し、同大の臼井正彦元理事長と鈴木衛元学長も贈賄罪で在宅起訴された。しかし最も世間の反感を買ったのは女子受験生に対する入試差別。女性は結婚出産で離職するケースが多いため、一律減点などの不正入試が常態化していた。今回東京医大は世間にクリーンなイメージを植え付けるため、50代の女性医師をトップに据えたのです」(社会部記者)
だが前出のA子さんは「林先生と接した一年半は地獄のような日々だった」と訴えるのだ。
一体、何があったのか。
「私にはね、学長が付いているのよ!」
林氏は86年に東京医大を卒業し、順天堂大学や国立精神・神経医療研究センターに勤務。13年8月、母校に戻り、神経生理学講座の主任教授に着任した。
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source : 週刊文春 2018年10月25日号