都心の一等地に立つ衆議院赤坂議員宿舎。敷地には警察官が常駐し、セキュリティも万全だ。その議員宿舎で深夜、ある部屋のインターホンが突然鳴った。
覗き穴から廊下を見た議員の家族は、思わずこう悲鳴を上げたという。
「キャー、裸の変な人が立ってる!」
裸で立っていた男性、10月2日の内閣改造で初入閣を果たした宮腰光寛沖縄・北方相(67)だった――。
◆ ◆ ◆
宮腰氏は、富山県議を経て1998年の補欠選挙で国政に進出。当選8回のベテラン議員で、党内きっての農政通で知られる。
「“入閣待機組”の一人でしたが、所属する宏池会の岸田文雄会長が『今回は何が何でも入閣させたい』と語っていました。沖縄・北方担当政務官の経験もあり、離島もこまめに回ってきた。さとうきび農家の信頼も厚く、菅義偉官房長官も『沖縄の専門家。彼は優秀』と高く評価していました。それなのになぜ入閣できないのか、誰もが首を傾げていたほどです」(政治部デスク)
2カ月99円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
-
月額プラン
99円/最初の2カ月
3カ月目から通常価格2,200円
期間限定
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2018年11月1日号