「新疑惑が報じられる度に、片山氏は、いろんな関係者に電話をかけて、『あれはタダの記載ミス』『もう時効の話ですから』『リークしているのは○○なんです』などと、“火消し”と“犯人捜し”に躍起です。一方、さらなる内部情報の漏洩を恐れ、昔の秘書に『事務所に戻ってこない?』などと電話をかけていました。いくら蓋をしようとしても、事務所の杜撰な体質は昔からですから、今後も新たな疑惑は出てくるでしょう」
そう話すのは、片山さつき地方創生担当大臣(59)の事務所関係者だ。
◆ ◆ ◆
声紋鑑定の結果は?
「政治とカネ」のスキャンダルが止まらない片山大臣。深刻なのは、何一つ疑惑が晴れていないことだ。
たとえば小誌が報じた「100万円国税口利き疑惑」。小誌は、その証拠となる音声データを独自入手し、公開。2016年に、口利きを依頼した製造業社長のX氏と片山氏が電話で会話する音声だ。
〈(南村博二〔なむらひろじ〕氏は)私にそんなものは実費だって言ってましたけどね。私はちょっと金額としてお高いんじゃないですかということだけは(南村氏に)言いましたから、当時、はい〉
11月2日の国会で、片山氏は「自身の発言か」と問われると、こう答弁した。
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source : 週刊文春 2018年11月22日号