発掘者、ボディガード、“恋人”が「これが本当のQUEENだ」

「週刊文春」編集部
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 1985年5月11日、クイーン最後の日本ツアーとなった代々木第一体育館でのコンサート。終了後、「彼」は友人を伴い、ドキドキしながら楽屋に入った。

 他のメンバーが白人女性たちとイチャつくのを横目に進むと、奥に一人で座るフレディ・マーキュリーが疲れた様子で、テーブルに両肘をつき寿司をつまんでいた。だが、「彼」に気づくと嬉しそうな顔を見せた。

「来てくれたんだ、ありがとう」

フレディ・マーキュリー

◆◆◆

 伝説的ロックバンド・クイーンのヴォーカルで、91年にエイズのため45歳で亡くなったフレディ・マーキュリーの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が大ヒットしている。

 11月9日の日本公開直後から週末ごとに客足が増え、3週目の週末時点で興行収入は23億円超。

 クイーンのリアルタイム世代ではない40歳の小誌記者も早速鑑賞した。最初に知ったクイーン・ナンバーの「ドント・ストップ・ミー・ナウ」が流れるエンドロールに浸っていたが、映画では描かれず、消化不良の点が一つだけあった。

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source : 週刊文春 2018年12月6日号

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