〈本日12月31日をもって、日刊スポーツ新聞社を退社します 20年9カ月本当にお世話になりました〉
平成最後の大晦日にこうツイートしたのは元日刊スポーツ記者の瀬津真也氏。事実上の“クビ”だというのだが、何があったのか。
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瀬津氏といえば2009年、最初の総選挙からAKB48を取材し、テレビ番組にも出演する名物記者。同社が11年から発行する「月刊AKB48GROUP新聞」の編集担当でもある。一方で秋元才加(30)や武藤十夢(24)など、特定のメンバーとの親密すぎる関係が業界で噂されてもいた。小誌も16年7月、夜の街で武藤と永尾まりや(24)を引き連れる氏の姿を目撃したことがある。
そんな瀬津氏の退社事由は「諭旨退職」。一般的には懲戒解雇に次ぐ重い処分で、要は“退職勧告”だ。日刊スポーツ社内の告知によれば、その理由は〈在職中に会社を立ち上げ、その社名で活動した際に、日刊スポーツ新聞社の秘密事項を競業他社に漏洩したことに対して〉とされている。
実情を知る日刊スポーツ関係者が解説する。
「瀬津の退職は既定路線ですが、諭旨退職というのは予定外。彼はすでに18年10月に個人会社を立ち上げていて、退職後にAKB新聞の編集をその会社で引き継ぎ、印刷や流通は日刊スポーツが担うという方向で話が進んでいたのです」
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source : 週刊文春 2019年1月17日号