「小学校の文集に『巨人に入りたい』と書き、日本ハム、ロッテからドラフトで指名されても断った、巨人一筋の男です。『引退まで巨人で』と思っていたので、まさかと驚きました。球団も冷たいですよね……」
こう語るのは、巨人軍の長野久義(34)を、地元・佐賀県基山町の少年野球で指導した白水重樹さんだ。
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4年ぶり3度目の就任となった原辰徳監督(60)。ヘッドコーチもGMも置かない“全権監督”だが、そのやりたい放題の手法に早くも球団内外から疑問の声が飛び交っている。
FA宣言で巨人入りした丸佳浩(29)の人的補償として広島へ放出となった長野。球団内では、長野ロスが止まらない。
「一月末、西武へ移籍となった内海哲也(36)の送別会が開かれる予定です。実は送別会の幹事が長野でした。長野は外国人やFAの新戦力が加入すると決まって幹事を引き受ける。新外国人とも最初に打ち解けるし、先輩の村田修一からも『チョウさん』と呼ばれ、慕われていた。
球団職員からも人望が厚く、移籍直前には、定年となった球団職員の慰労会にも飛び入り参加していた。ベテランの職員たちが今回の人事を一番悲しんでいます」(球団関係者)
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source : 週刊文春 2019年1月24日号