「これ、もう一回記者会見するしかないですかねぇ」
1月16日、小誌の早刷りを手にしたAKS取締役の松村匠氏(56)は苦笑しながら関係各所への謝罪対応に追われていた。NGT48の運営責任者として14日に遅すぎる謝罪会見を開いた口髭の男性だ。山口真帆(23)暴行事件の背景にはアイドルとの交際を目的とした熱狂的な追っかけファン「アイドルハンター軍団」の存在があった。逮捕(不起訴)されたAとB、山口の帰宅時間を二人に教えたCはいずれも軍団の一味。小誌は人物相関図を含め詳細を前号で報じたが――。
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運営が真相を詳(つまび)らかに出来ないのには理由がある。事件直後、一同は1時間近くの口論に発展した。
「なぜ自分の部屋や帰宅時間を知っていたのか、どのメンバーが軍団の男たちと繋がりがあるのか、山口は犯人に問い質した。その際、山口はAの推しメンだった太野(たの)彩香、Cの推しメン西潟茉莉奈ら8名の名前を挙げたのです。犯人らは言葉を濁すばかりだった。これがさらなる疑惑を招いたのです」(NGT関係者)
事態収拾のため、今村悦朗支配人(当時)は事件直後から全メンバーら計48人に3通のLINEメッセージを送っている。
〈NGTが崩壊するかもしれない危機的な状況です〉(12月9日送信)
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source : 週刊文春 2019年1月31日号