「理事長の命令により、今年度いっぱいで校長を辞めることになりました」
1月8日、3学期初日の職員会議。都内有数の進学校である駒場東邦の平野勲校長が、突如、自らの“更迭”を発表したという。受験シーズン本番を前に、名門校で何が起きているのか。
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駒場東邦は、1957年、学校法人東邦大学により設置された歴史ある中高一貫の男子校だ。
「毎年50名前後を東大に送り込んでいます。中学受験では『開成・麻布・武蔵』の御三家につぐ新御三家として知られる。卒業生では数学者の秋山仁氏らを輩出。理系教育に力を入れていて、特に理科の実験が多いことで有名です」(教育担当記者)
そんな名門校でスキャンダルが発覚したのは昨年4月7日のことだった。校舎1階の会議室に集まった約80人の教職員を前に、平野校長がこう発言した。
「セクハラの申し立てがあり、男性教諭のAさんを3月20日付で出勤停止1カ月の懲戒処分としました」
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source : 週刊文春 2019年1月31日号